Q1:水挿しで根が出た後、土に植え替えたら急に萎れて枯れてしまいました。何が悪かったのでしょうか?
A1:水中で育った「水根」は土の抵抗や乾燥に非常に弱いためです。土への植え替え直後は根の吸水力が極端に落ちています。植え替え後5〜7日間は土を乾かさないように半日陰で管理し、葉水(霧吹き)を与えて湿度を保ちながら、徐々に土の環境に順化させてください。
Q2:挿し木をしてから2週間経ちますが、葉がポロポロと黒くなって落ちてきます。復活しますか?
A2:用土の過湿による酸欠、または切り口からの雑菌感染によって茎が腐敗している可能性が高いです。茎の根元が茶褐色〜黒に変色してブヨブヨしている場合、その枝の復活は困難です。感染した挿し穂を速やかに廃棄し、清潔な用土と新しい健康な枝を使って再挑戦することをお勧めします。
Q3:発根促進剤(メネデールやルートン)を使わないと発根しませんか?
A3:使わなくても適切な時期(春・秋)と健康な半木質化枝を選べば60〜70%程度の確率で発根します。ただし、メネデール(水揚げ時)やルートン(切り口への粉末塗布)を使用することで、発根までの日数が約30%短縮され、雑菌による腐敗リスクを大幅に抑えられるため、成功率を盤石にしたい場合は併用を強く推奨します。
Q4:冬場(12月〜2月)に室内で挿し木を行うことはできますか?
A4:室温が常に15℃〜20℃以上に保たれ、日当たりの良い室内であれば不可能ではありません。しかし、日照時間の短さと湿度の低下、夜間の冷え込みにより、春や秋に比べて失敗率は跳ね上がります。特別な事情がない限り、植物の生長サイクルに合わせた4月〜6月または9月〜10月まで待つのが賢明です。