多くの読者が抱く最大の疑問が、「なぜ赤ん坊のターボくんが超能力を使えるのか」という点です。その真相は、ペンギン村らしい不条理でブラックユーモアあふれる宇宙人との遭遇事故にありました。
ある日、千兵衛たちが目を離した隙に、ハイハイで外へ出たターボくんは、地球へ着陸しようとしていた宇宙船に激突して命を落としてしまいます。パニックに陥った宇宙人たちは、事故を隠蔽しつつ命を救うため、急遽宇宙船内の医療設備を使って蘇生手術を決行しました。
その際、宇宙人たちは良かれと思ってターボくんの肉体と脳に特殊な修復・改造処置を施します。その結果、ターボくんは息を吹き返しただけでなく、未知の超能力と人類を遥かに超越した超天才頭脳を手に入れて地球へ戻されたのです。
なお、当の本人は両親である千兵衛やみどり先生の前では「普通の無邪気な赤ん坊」として振る舞っており、両親がいない場所や危機的状況でのみ人知れずスーパーパワーを発揮するという、コミカルで心優しい一面を持っています。