風呂場に突入したルフィがハンコックの裸体を目撃した瞬間、女帝は即座に「メロメロ甘風(メロウ)」を放ち、石化させようと試みました。しかし、邪念や邪心の一切ないルフィには能力が完全に無効化されます。さらにルフィは、彼女の背中のマークを見ても「どこかで見たことがあるが、お前らの言うゴルゴンの目とは違う」と意に介しませんでした。
その後、闘技場へ連行されたルフィは、ハンコックの妹たちとの過酷な決闘を強いられます。その最中、サンダーソニアの衣服が燃え上がり、背中の烙印が観衆に露出しそうになる非常事態が発生しました。その時、ルフィが取った行動が運命を大きく変えます。
ルフィは自らの身体を覆い被せるようにしてソニアの背中に飛び乗り、客席から烙印が見えないよう必死に覆い隠したのです。そして叫びました。「お前達が見られたくねェもんなら、おれは誰にも見せねェ!」――敵として命を狙われていたにもかかわらず、相手の尊厳を守るために咄嗟に動いたルフィの純粋な義気に、会場中が静まり返りました。
さらにルフィがシャボンディ諸島で「天竜人を殴り飛ばした」事実を知ったハンコックは、すべての嘘を脱ぎ捨て、涙ながらに自らの黒歴史を告白します。自分たちを縛り付けていた悪夢の象徴を平然と打ち砕き、過去の身分など微塵も気に留めないルフィの圧倒的な器に触れたハンコックは、長年閉ざしていた心の扉を完全に開き、世界で唯一心を許す男性として激しい「恋煩い」に落ちていくことになりました。