シリーズが長く愛された背景には、脚本の緻密さだけでなく、キャスト陣が見せた圧倒的な演技力とアクションの魅力がありました。当時のSNSやレビューサイトに寄せられたリアルな声を検証します。
沢村一樹の二面性と「ダークヒーロー」としての凄み
普段は飄々として軽口を叩く温厚なリーダーでありながら、ひとたび悪意に触れると冷酷な殺人者の目を覗かせる井沢範人。この二面性を演じ分けた沢村一樹に対し、視聴者からは絶賛の声が相次ぎました。
「バラエティやコミカルな役柄の印象が強かったが、妻子を奪われた絶望と狂気を帯びた眼光に鳥肌が立った」「ただの正義漢ではない、危ういダークヒーロー像がハマり役だった」という評価が多く、従来の月9主人公像を塗り替えたと語り継がれています。
横山裕・本田翼ら脇を固めるメンバーの身体性とケミストリー
ミハンチームの捜査員を演じた横山裕(SUPER EIGHT)と本田翼のアクションシーンも、本シリーズの代名詞となりました。格闘術「カリ・シラット」を取り入れたスピード感あふれる肉弾戦は、従来の日本の刑事ドラマの枠を超えた迫力を見せました。
視聴者コミュニティでは、「本田翼のドスの利いたアクションとツンデレなキャラクターが痛快」「横山裕が演じる山内の、井沢を一線越えさせないためのストッパーとしての葛藤が泣ける」といった熱烈な支持が集まりました。さらに柄本明、水野美紀、伊藤淳史といった実力派バイプレイヤーが脇を固めたことで、物語のサスペンス度合いが一層強固なものとなりました。