かつて全盛期には毎日のようにテレビをジャックしていた彼が「見かけなくなった」と評される最大の要因は、出演番組のシフトと、2010年代末に表面化したドラマ界の大物共演者との不協和音報道にあります。
発端となったのは、橋田壽賀子氏が生前の週刊誌インタビュー等で明かした、母親役を務めていた泉ピン子との共演拒否問題でした。一部の報道では「顔を見るだけで拒絶反応が出るほどの強いストレスを抱えていた」と報じられ、実際に『渡る世間は鬼ばかり』の後期スペシャル版では、母子の直接的な対面シーンが極端に減らされるという異例の脚本構成が取られました。
さらに、一時期バラエティ番組で披露していた歯に衣着せぬ社会批評や政治的スタンスがクローズアップされたことも重なり、局側がファミリー向け番組での起用に慎重になった時期があったのも事実です。しかし、彼はトラブルに感情的に反論することなく、静かに距離を置きながら自らの芸域を磨き直す道を選択しました。