Q1:土を掘り返したら大量の幼虫が出てきました。この古い土は再利用できますか?
A1:そのままの再利用は厳禁です。目に見える幼虫を取り除いても、極小の卵や孵化したばかりの1齢幼虫が残留している可能性が高いためです。再利用する場合は、黒いビニール袋に湿らせた土を密閉して入れ、真夏の直射日光に数日間当てて中心温度を60度以上に保つ「太陽熱消毒」を行うか、ふるいにかけて根屑を完全に排除した上でダイアジノン等の土壌処理剤を混和してリセットしてください。
Q2:オルトランDX粒剤と青いパッケージの普通のオルトラン粒剤は何が違うのですか?
A2:有効成分の配合数が異なります。従来の青いオルトラン粒剤は「アセフェート単剤」であり、アブラムシやアオムシ等には有効ですが、コガネムシ幼虫に対する適用登録がありません。一方、赤いパッケージの「オルトランDX粒剤」はネオニコチノイド系の「クロチアニジン」が追加配合されており、これがコガネムシ類幼虫に対して劇的な殺虫効果を発揮します。コガネムシ対策には必ず「DX」と明記された製品を選んでください。
Q3:カブトムシの幼虫がプランターに勝手に湧くことはあるのですか?
A3:市街地のベランダや一般的な花壇のプランターにおいて、カブトムシが自然に産卵して湧くケースは極めて稀です。カブトムシは大量の広葉樹朽木や完熟した巨大な腐葉土の山を好むため、数十リットル規模の大型コンポストでもない限り、小さな園芸鉢に産卵することはまずありません。プランターから出た中型の白い幼虫は、99%以上の確率でコガネムシかハナムグリであると判断して間違いありません。