リトライメールを待てない一部のユーザーが手を出しがちなのが、ブログや掲示板でまことしやかに語られる「危険な裏ワザ」です。代表的な手口として以下の3つが挙げられますが、これらには看過できない深刻な法的・契約的リスクが潜んでいます。
- 違うメールアドレスを使って新規登録を装う
- 別のクレジットカードや別の決済手段(キャリア決済など)を充てる
- アカウントを一度削除し、同じ個人情報で即座に再登録を試みる
結論から申し上げますと、これらの手口は高確率で検知されます。現代の大手プラットフォームにおける不正検知システムは、単なるメールアドレスの一致確認にとどまりません。登録時に入力された「氏名」「生年月日」「電話番号」の一致はもちろん、端末固有の識別情報(Cookie・広告識別子)、アクセス元のIPアドレス、決済ネットワーク側の名義照会など、複数の変数を多重にクロスチェックしています。
もし意図的にシステムを欺いて無料枠を何度も不正取得したと判定された場合、「U-NEXT利用規約違反」として即座にアカウントが永久凍結されるだけでは済みません。規約第6条などに抵触したとして、不正に無料利用した過去月数分の正規利用料(1ヶ月あたり2,189円)の遡及請求を受ける恐れがあります。さらに悪質な虚偽情報の入力や名義偽装が重なった場合、民事上の損害賠償請求や、最悪の場合は刑法上の電子計算機使用詐欺罪に該当するリスクすら否定できません。わずか数千円の浮遊利益のために、自身のデジタル社会的信用を危険に晒す行為は極めて割に合わない選択です。