若木骨折の治療は、大きく曲がっていない限り手術を行わない「保存療法」が原則です。骨の変形が大きい場合は、麻酔下で骨を正しい位置に戻す「徒手整復」を行った上で固定を施します。
固定にはギプスやシーネ(副木)が用いられ、固定期間の目安はおおむね2〜4週間程度です。大人の骨折治療に比べて子どもの骨癒合スピードは非常に早く、固定期間を過ぎると速やかに骨が結合していきます。固定除去後、日常生活に戻りながら周囲の筋力や関節の柔軟性を取り戻すリハビリ期間を含めると、スポーツ復帰までの全治期間は約1〜2ヶ月となります。子どもは特別な機能訓練を行わなくても日常生活の中で自然にリハビリが進むことが多いですが、医師の許可が出る前の激しい運動は再骨折の引き金になるため厳禁です。