小銭の中で最も爆発的なプレミア価値を叩き出すのが、造幣局の製造過程で偶然発生した「エラーコイン」です。近代の高度な検品技術により市場へ流出する確率は極めて低く、本物であれば数万円から十数万円以上の高額査定が下されることも珍しくありません。
代表的なエラーの種類と特徴は以下の通りです。
・影打ち(かげうち):一度プレスされた硬貨の上に別の硬貨が重なり、表裏両面に同じ絵柄(片面が反転した凹面)が打刻されてしまったもの。極めて珍しく、10万円〜20万円以上の買取相場になる最上級のお宝です。
・刻印ズレ(位置ズレ):プレス機の中心からコインブランク(素地)がズレて打刻され、絵柄が端に偏ったもの。ズレ幅が大きいほど価値が跳ね上がり、3万円〜8万円前後で取引されます。
・ヘゲエラー・裏表角度ズレ:金属表面にめくれが生じたものや、表と裏の軸が回転してズレているエラー。角度が90度以上狂っているものはコレクター垂涎の的となり、高額取引の対象です。