法事は何回忌までやる?三十三回忌で終わる理由と2026年の弔い上げ新基準の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
法要を継続する上で、施主にとって避けて通れないのが儀式の負担と費用です。冠婚葬祭関連団体の最新動向調査や寺院関係者への取材データをもとに、各回忌における実施比率、招く参列者の範囲、お布施の目安を一覧表に整理しました。
法要の節目実施率と主な参列者範囲法事のお布施相場(目安)現場の実態と編集部の分析一周忌(没後1年)実施率:約95%
親族・知人・友人まで幅広く参列30,000円〜50,000円
(御車代・御膳料は別途各5,000円)喪明けの最重要法要。社会的儀礼としての側面が強く、ほぼ全世帯が開催。三回忌(没後2年)実施率:約88%
近親者・血縁の濃い親族が中心30,000円〜50,000円ここまでは親族を招くのが通例。一周忌三回忌の流れを経て悲嘆の整理が進む。七回忌(没後6年)
十三回忌(没後12年)実施率:60%〜70%
家族・同居親族のみに縮小10,000円〜30,000円親族を呼ばず同居家族だけで執り行う割合が急増。十三回忌で打ち切る家庭も顕在化。十七回忌(没後16年)
二十三回忌/二十七回忌実施率:35%〜45%
施主世帯のみ、あるいは省略10,000円〜30,000円
(読経のみ依頼のケース多数)十七回忌の簡略化が最も顕著。二十三回忌と二十七回忌をまとめ「二十五回忌」とする併修も普及。三十三回忌(没後32年)
【一般的な弔い上げ】実施率:約30%
家族中心+一部の代表親族50,000円〜100,000円
(戒名板の変更や位牌処分費を含む)個別の位牌を「先祖代々」の合祀位牌へ移し、お墓を整理する終末供養の総仕上げ。永代供養への移行選択率:前年比18%増
後継者不在の世帯を中心に急伸100,000円〜500,000円
(合祀料・管理料の一括納付)弔い上げを機に墓じまいを行い、合葬墓や納骨堂へ切り替える遺族が2026年現在の主流派。
データが物語る通り、かつてのように「親戚一同を料亭に集めて引き出物を配る」という大規模な法要形態は、三回忌を境に急速に姿を消しています。十七回忌や二十三回忌に至っては半数以上の家庭が法要を簡略化、もしくは住職に本堂での読経のみを依頼するスタイルへ移行しているのが紛れもない実態です。