日本の室内環境では、四季の寒暖差に合わせて観葉植物の水やり頻度をダイナミックに変える必要があります。同じ植物であっても、活動が活発な時期と休眠期では水の必要量が全く異なるためです。
気温が上がる5月から10月の生育期は、根が盛んに水を吸い上げるため「土の表面が乾いたらたっぷり」与えます。一方、最も注意が必要なのが季節別の水やりにおける冬の管理です。熱帯原産の多い観葉植物は、気温が10度を下回ると休眠状態に入り、根の活動がほぼストップします。冬場に春夏と同じペースで水を与えると、冷たい泥水に根を浸け続けることになり、即座に根腐れを起こします。冬は「土の表面が乾いてからさらに2〜3日待ってから水を与える」程度まで給水を抑え、乾燥気味に保つことで樹液の濃度を高め、寒さに耐える力を引き出すのが正解です。