リップリフトのダウンタイムは、時期によって現れる症状が明確に異なります。事前にスケジュール感を把握しておくことで、術後の不安を大幅に軽減できます。
手術当日〜術後3日目にかけては、人中短縮の腫れがピークを迎えます。麻酔液の影響や組織の炎症反応により、上唇全体が前に突き出たように腫れ上がり、いわゆる「富士山型の唇」やアヒル口のような状態になります。同時に鼻下から唇周辺にかけて紫色の内出血が広がるケースもありますが、これは正常な生体反応です。
術後5〜7日目頃に抜糸が行われます。糸が外れることで皮膚の強いツッパリ感が緩和され、洗顔やスキンケアの自由度が一気に広がります。この段階で大きな腫れの約6〜7割は引いていますが、まだ組織内部には浮腫(むくみ)が残っています。
術後2週間から1ヶ月が経過すると、パッと見の不自然さはほとんど解消されます。ただし、組織が修復される過程で起こる一時的な硬さ(拘縮)が生じるため、完成形に近づくまでには焦らず経過を見守ることが大切です。