市販の防風通聖散を選ぶ最大の分岐点は、「満量処方(エキス5,000mg)」か「1/2処方〜2/3処方」かという点です。日本薬局方に定められた1日分の原生薬(トウキ、シャクヤク、センキュウ、サンシシ、レンギョウ、ハッカ、ショウキョウ、ケイガイ、ボウフウ、マオウ、ダイオウ、乾燥硫酸ナトリウム、ビャクジュツ、キキョウ、オウゴン、カンゾウ、セッコウ、カッセキの18種)を100%抽出したものが満量処方と呼ばれます。
成分濃度だけで「市販最強」を求めるなら、原生薬乾燥エキス5,000mgを配合したナイシトールZaや新・ロート防風通聖散錠ZIIが該当します。1回あたりの生薬摂取量が多いため、頑固な便秘とお腹の脂肪に悩む体力旺盛な人に向いています。
一方で、毎日続ける上で無視できないのが値段の比較です。満量処方のナショナルブランド製品は1日あたり約150円〜200円前後が相場ですが、マツモトキヨシのプライベートブランド「matsukiyo 防風通聖散錠EX」などのドラッグストアPBは、同じ満量処方でありながら1日あたり約100円〜130円程度と極めて高いコストパフォーマンスを誇ります。
初めて漢方を試す人やお腹がゆるくなりやすい人は、最初から満量処方を選ばず、体にマイルドな1/2処方(ツムラ顆粒やナイシトール85aなど)からスタートして体調を見極めるのが賢明です。