膨大な対局データから算出される出現確率を検証すると、十三面待ちがいかに非現実的な天文学的数字に支えられているかが浮き彫りになります。
一般的なオンライン麻雀の統計データにおいて、役満全体の出現率は全和了のうち約0.15%〜0.20%程度です。その中で最も出現しやすいのは四暗刻、次いで国士無双(約0.04%)、大三元と続きます。国士無双自体は、およそ2,500局に1回程度の割合で目撃される計算です。
しかし、これが「十三面待ち」に限定されると桁が激変します。配牌およびツモの段階で一度も対子を作らず、13種をストレートに集め切る条件は極めて厳しく、統計上の出現確率は約0.0003%〜0.0005%(およそ20万局から30万局に1回)という極小値に収束します。これは、毎日半荘を5回打ち続けても数十年に一度巡り合えるかどうかという奇跡的な数値であり、役満確率まとめのランキングにおいても天和や地和、四槓子に匹敵する最高峰の難度を誇ります。