謎に包まれていた驚異的な効果の正体は、公的機関の科学的捜査によって暴かれることとなりました。ロイヤルハニー厚生労働省警告および各自治体の薬務課が公表した買い上げ検査結果によると、ロイヤルハニーと称する製品群から、国内では医師の処方箋が必須となる医療用医薬品成分「タダラフィル」およびその類似化合物が相次いで検出されたのです。タダラフィルとは、本来は勃起不全(ED)や前立腺肥大症の治療薬として厳格に管理・処方される合成化学物質です。
天然ハチミツを装いながら医療用成分を無届で隠し持つ行為は、医薬品医療機器等法(薬機法)に真っ向から違反する明確な違法行為です。さらに恐ろしいのは、意図せぬ過剰摂取や相互作用によって引き起こされるロイヤルハニー副作用の苛烈さです。米国食品医薬品局(FDA)も同様に「Kingdom Honey」や「Royal Honey VIP」に対する警告書(Warning Letters)を相次いで発行し、心血管系疾患を持つ患者が摂取した場合の致命的リスクについて警鐘を鳴らし続けています。
狭心症や心不全の治療で用いられるニトログリセリンなどの硝酸剤を服用している人がタダラフィルを併用した場合、血管が異常に拡張し、急激かつコントロール不能な血圧低下を引き起こして心不全やショック死に至る恐れがあります。また、製薬工場のような厳密な品質管理がなされていないため、個包装ごとの成分濃度に極端なムラがあり、1包の中に正規医薬品の推奨最大用量(1日20mg)を大幅に超過する分量が無作為に充填されていた事例も報告されています。これこそが、消費者が直面しているロイヤルハニー危険性の冷徹な現実です。