日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」の真実!由来とルール徹底解説

日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」の真実!由来とルール徹底解説

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一方で、インターネット上のオカルト掲示板や都市伝説動画では、「子捕ろ子捕ろの真実=飢饉の際の間引きの儀式」や「人身御供の生贄を選ぶ闇の風習」といった不気味な言説が定期的に拡散されてきました。「最後の一子をことろことろ」という歌詞が、まるで神隠しや略奪を正当化しているかのように曲解された結果です。

しかし、民俗学および近代遊戯史の検証によれば、これらの陰謀論・怪談的解釈は完全な事実無根の俗説です。

歴史的に見て、中世から近世にかけての鬼ごっこ類(追跡遊戯)は、外敵や疫病・邪悪な霊的存在(=鬼)から、共同体の大切な次世代(=子)を大黒柱(=親)が命がけで庇護する「守護シミュレーション」の側面を強く持っていました。つまり、生贄を差し出す儀式ではなく、「親が絶対に子どもを渡さないために身体を張って防衛する」という家族愛・共同体防衛のドラマが遊戯化されたものです。

怪異譚に仕立て上げられたセンセーショナルな噂に惑わされることなく、遊戯の構造そのものを見つめ直すことが重要です。そこには、弱い者を列の末尾に配置しつつも、集団全員で守り抜くという、古代社会の防護知恵が純粋な形で結晶化しています。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。