結論から明確に記せば、大久野島のうさぎを持ち帰る行為は一切認められていません。「大久野島 うさぎ 持ち帰り 禁止」は島内全域で周知徹底されている絶対の鉄則です。現地を訪れた観光客の中には、「弱っている子うさぎを助けたい」「人懐っこいから家で育てたい」と、善意や所有欲から連れて帰ることを画策するケースが散見されますが、いかなる理由があろうとも例外はありません。
大久野島に生息するうさぎは、一見するとペットショップに並ぶ飼育種(アナウサギ)と変わりない姿をしています。しかし、環境省や地元自治体である竹原市の位置づけにおいて、彼らは「島という限定された自然環境下で自給自足し、野生状態で世代交代を繰り返している生物」として管理されています。したがって、私たちが公園のハトや野山に棲む野生動物を勝手に自宅へ連れ去ることが許されないのと同様、島の生態系から個体を抜き取る行為は完全にアウトです。
もし島外へ持ち出そうとした場合、フェリー乗り場や島内パトロールの現場で発覚すれば、直ちに身柄の確保や手荷物検査、警察への通報が行われます。「知らなかった」という言い訳は一切通用せず、現地管理事務所および関係機関により厳格な退去・告発手続きが執行される現実を直視しなければなりません。