洗濯機の注水とは?ためすすぎとの違いや水道代の真相を徹底解説

洗濯機の注水とは?ためすすぎとの違いや水道代の真相を徹底解説

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洗濯機のすすぎ設定を見直す際、誰もが直面するのが「注水すすぎ」と「ためすすぎ」の違いです。標準コースの多くに採用されている「ためすすぎ」は、槽に規定量の水を溜めたら給水を止め、その水の中で衣類を回してすすいだ後に排水・脱水を行う方式を取ります。一方の「注水すすぎ」は、給水を続けながら水流を作り出すため、水の使用量が必然的に増加します。

ここで持ち上がるのが、「注水すすぎを多用すると水道代が爆発的に高くなるのではないか」という懸念です。大手電力会社および各自治体の水道局が公表する上下水道料金データ(1リットルあたり約0.24円〜0.3円換算)に基づき、一般的な8kg〜10kgクラスの縦型洗濯機で比較検証した結果が以下の通りです。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価注水すすぎの水使用量1回あたり約110L〜160Lためすすぎ(約50L〜70L)ためすすぎの約1.8倍〜2.2倍の水を消費する1回あたりの水道代約26.4円〜38.4円ためすすぎ時(約12.0円〜16.8円)差額は1回あたりわずか+14円〜22円程度月間コスト差(30回洗濯)差額:+420円〜660円前後標準的な世帯水道料金月額家計破綻を招くレベルではなく許容範囲内電気代の比較1回あたり約2.5円〜3.5円ためすすぎ時(約2.0円〜2.8円)運転時間が数分伸びる程度で電気代の差は極微小洗剤希釈・残留度残留界面活性剤 95%以上排出ためすすぎ2回(約80%〜88%)肌トラブル防止・消臭面で圧倒的な優位性

データが物語る通り、注水すすぎによる水道代の増加は、毎日1回フル稼働させたとしても月数百円程度の差額に収まります。SNS等で見られる「水道代が倍になって請求書に青ざめた」という声の背景には、注水すすぎ単体ではなく、1日に何回も洗濯機を回す大型世帯の合算値や、後述する給水トラブルが重なっていたケースが散見されます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。