Q1:手形アートや絵の具のペタペタを極端に嫌がる子どもにはどう対応すべきですか?
A1:手掌の感覚過敏や、手が汚れることへの不安を抱えている可能性があります。決して無理強いはせず、保育者が楽しそうにスタンプを押す姿を見せたり、絵の具をジッパー付き保存袋に入れて外側から指で揉む「センサリーバッグ」の技法に切り替えるなど、直接触れずに色遊びができる工夫を取り入れてください。
Q2:2歳児がシール貼りの途中で台紙以外(机や服)に貼り始めてしまいます。
A2:机や服に貼る行為は、いたずらではなく「別の場所にもくっつくか」を試す健全な探索行動です。あらかじめ「ここは貼っていいゾーン」として大きな模造紙を机に敷いておくか、「いちごのお腹にペタンしようね」と貼るべき対象を指差しで具体的に再提示することで、否定せずに興味を軌道修正できます。
Q3:5月の製作にハサミの導入は早すぎるでしょうか?
A3:2歳児前半の5月段階では、一般的なハサミの一斉使用は握力や手指の分化の観点から安全管理上リスクが高すぎます。ハサミを使いたい意欲が見られる場合は、保育者と1対1で手を添えて細長い画用紙を1回で切り落とす「1回切り」を体験させるか、前述の「ちぎり紙」を通じて手指の力を養うことを優先するのが妥当です。