現在、国際的に広く承認されているアフリカの国連加盟国は全54か国です。地域ごとの地理的・文化的な特徴とともに、国名・首都・国旗の基本的なデザインを一挙に整理しました。
北アフリカ(6か国)
アラブ文化の影響を強く受け、赤・白・黒・緑の「汎アラブ色」や三日月と星をモチーフにした国旗が目立ちます。
- エジプト(首都:カイロ)|赤・白・黒の横三色旗の中央に「サ拉丁の鷲」を配置。
- リビア(首都:トリポリ)|赤・黒・緑の横三色に白い三日月と星。
- チュニジア(首都:チュニス)|赤地に白丸、中央にイスラムの象徴である赤い三日月と星。
- アルジェリア(首都:アルジェ)|緑と白の縦二分割に赤い三日月と星。
- モロッコ(首都:ラバト)|赤地に緑色の五芒星(スレイマンの星)。
- スーダン(首都:ハルツーム)|赤・白・黒の横三色旗の左側に緑の三角。
西アフリカ(16か国)
1950〜60年代の独立期に制定された国が多く、緑・黄・赤の「汎アフリカ色」を採用した国旗が集中しています。
- ガーナ(首都:アクラ)|赤・黄・緑の横三色に「アフリカの自由の星(黒い星)」。
- セネガル(首都:ダカール)|緑・黄・赤の縦三色に中央の緑の星。
- マリ(首都:バマコ)|左から緑・黄・赤のシンプルな縦三色旗。
- ギニア(首都:コナクリ)|左から赤・黄・緑の縦三色旗。
- コートジボワール(首都:ヤムスクロ)|左からオレンジ・白・緑の縦三色旗。
- ナイジェリア(首都:アブジャ)|緑・白・緑の縦三色旗。豊かな農業と平和を表現。
- ニジェール(首都:ニアメ)|オレンジ・白・緑の横三色に中央のオレンジの円。
- ブルキナファソ(首都:ワガドゥグ)|上が赤、下が緑の横二色に中央の黄色い星。
- ベナン(首都:ポルトノボ)|左側に緑の縦帯、右側に黄と赤の横二分割。
- トーゴ(首都:ロメ)|緑と黄の5本の横縞に、左上赤地の白い星。
- シエラレオネ(首都:フリータウン)|緑・白・青の爽やかな横三色旗。
- リベリア(首都:モンロビア)|アメリカの星条旗を模したデザインにひとつの白い星。
- ガンビア(首都:バンジュール)|赤・青・緑を白い細帯で区切った横縞旗。
- ギニアビサウ(首都:ビサウ)|左に黒い星が入った赤い縦帯、右に黄と緑の横帯。
- カーボベルデ(首都:プライア)|青地に白と赤の横帯、10個の島を表す円状の星。
- モーリタニア(首都:ヌアクショット)|緑地に金色の三日月と星、上下に赤い帯。
東アフリカ(14か国)
サバンナやインド洋に面し、豊かな自然や伝統的な盾・槍をデザインに取り入れた個性的な国旗が揃っています。
- エチオピア(首都:アディスアベバ)|緑・黄・赤の横三色に青い円と放射状の星。汎アフリカ色の源流。
- ケニア(首都:ナイロビ)|黒・赤・緑の横帯にマサイ族の盾と交差した槍。
- タンザニア(首都:ドドマ)|緑と青を黒と黄の斜め帯で仕切った斬新な配色。
- ウガンダ(首都:カンパラ)|黒・黄・赤の6本縞の中央に国鳥カンムリヅル。
- ルワンダ(首都:キガリ)|水色・黄・緑の横三色に右上の黄金の太陽。
- ブルンジ(首都:ギテガ)|白い斜め十字で区切られた赤と緑に、中央の3つの星。
- ソマリア(首都:モガディシュ)|澄んだ水色地にひとつの白い五芒星。
- ジブチ(首都:ジブチ)|水色と黄緑の横帯に、左側の白い三角と赤い星。
- エリトリア(首都:アスマラ)|緑・青・赤の三角形にオリーブの枝の紋章。
- 南スーダン(首都:ジュバ)|黒・赤・緑の横帯に左側の青い三角と黄色い星。
- セーシェル(首都:ビクトリア)|左下から放射状に広がる青・黄・赤・白・緑の5色。
- モーリシャス(首都:ポートルイス)|上から赤・青・黄・緑の鮮やかな4本横縞。
- コモロ(首都:モロニ)|黄・白・赤・青の4本縞に左側の緑の三角と三日月・4つの星。
- マダガスカル(首都:アンタナナリボ)|左側に白い縦帯、右側に赤と緑の横二分割。
中部アフリカ(9か国)
熱帯雨林や大河が広がる地域で、森林の緑と鉱物資源の黄色をベースにしたデザインが特徴です。
- コンゴ民主共和国(首都:キンシャサ)|水色地に黄で縁取られた赤い斜め帯と左上の黄色い星。
- コンゴ共和国(首都:ブラザビル)|緑・黄・赤が左下から右上に斜めに走るストライプ。
- カメルーン(首都:ヤウンデ)|緑・赤・黄の縦三色旗の中央に黄色い星。
- ガボン(首都:リーブルビル)|緑・黄・青の調和の取れた横三色旗。
- 赤道ギニア(首都:マラボ)|緑・白・赤の横帯に左側の青い三角、中央にパンヤの木の国章。
- 中央アフリカ(首都:バンギ)|青・白・緑・黄の横帯を中央の赤い縦帯が貫く独自デザイン。
- チャド(首都:ンジャメナ)|左から青・黄・赤の縦三色旗(ルーマニア国旗と酷似)。
- サントメ・プリンシペ(首都:サントメ)|緑・黄・緑の横帯に2つの黒い星、左側に赤い三角。
- アンゴラ(首都:ルアンダ)|赤と黒の横二分割に、歯車と山刀、星を組み合わせたシンボル。
南部アフリカ(9か国)
独自の歴史的経緯や民族統合の願いを込めた多色旗や、幾何学的な美しさを持つ国旗が多数を占めます。
- 南アフリカ共和国(首都:プレトリア)|黒・黄・緑・白・赤・青の6色を使った「Y」字デザイン。
- ジンバブエ(首都:ハラレ)|緑・黄・赤・黒の7本縞に左側の白い三角と「ジンバブエ鳥」。
- ザンビア(首都:ルサカ)|緑地をベースに、右下に赤・黒・オレンジの縦帯と飛翔するワシ。
- マラウイ(首都:リロングウェ)|黒・赤・緑の横三色旗の黒帯に昇る赤い太陽。
- モザンビーク(首都:マプト)|緑・黒・黄の横帯に左側の赤い三角、本と鍬とAK-47突撃銃。
- ボツワナ(首都:ハボローネ)|水色地に白で縁取られた黒の横帯。雨(生命の源)を象徴。
- ナミビア(首都:ウィントフック)|青と緑を白縁の赤い斜め帯で区切り、左上に金色の太陽。
- レソト(首都:マセル)|青・白・緑の横三色の中央に伝統的なバソトの帽子(モコロトロ)。
- エスワティニ(首都:ムババーネ)|青・黄・深紅の横帯の中央に伝統的な盾と槍。