バセドウ病の発症や再燃には、精神的ストレスや肉体的な過労が深く関与しています。過度なストレス状態が続くと自律神経のバランスが崩れ、免疫系に異常をきたして自己抗体の産生が活性化してしまうためです。
「休むことに罪悪感がある」と残業や夜更かしを続ける生活は、治療効果を著しく低下させます。代謝が上がっている時期は普通に過ごしているだけでも莫大なエネルギーを消費しているため、十分な睡眠時間の確保と、仕事量のセーブが治療の一環として求められます。周囲に病気への理解を求め、心拍数を上げない穏やかな環境を整える勇気を持ってください。