安全かつ身体の負担を最小限に抑えるためには、空港泊快適な場所の選び方に関する基本原則を押さえておく必要がある。
最優先すべきは「死角を避けること」だ。静かさを求めて薄暗いゲートの隅や人通りの途絶えた通路を選ぶのは防犯上、自殺行為に近い。24時間営業のインフォメーションカウンターや有人店舗の視界に入る場所、あるいは防犯カメラの正面に位置するベンチを確保するのが鉄則である。
次に実践したいのが空港ベンチ仮眠のコツだ。貴重品が入ったサブバッグは必ず枕代わりに頭の下へ敷くか、抱きかかえるようにして眠る。メインの大型荷物は、ショルダーストラップを自分の足や腕に通した上でベンチの脚に固定する。これにより、万が一荷物を動かされても即座に異変に気付くことができる。
また、空港泊女性の一人旅注意点としては、周囲に同じく夜を明かしている家族連れや女性客がいるエリアを選ぶことが挙げられる。肌の露出が多い服装は避け、周囲からの視線を遮るフード付きのゆったりした衣服を着用する。防犯ブザーを手の届く位置に装着し、少しでも違和感を覚える人物が近付いてきた場合は、躊躇なく有人カウンター付近へ避難する決断力が身を守る。