議席を失った後、彼らはどのような道を選んでいるのでしょうか。落選議員の現在とその後のキャリアは、大きく分けて「再起を目指す浪人生活」「民間への転身」「政界引退」の3つに枝分かれしています。
多くの元議員が選択するのが、駅頭でのビラ配り(辻立ち)や地元企業回りを連日続ける「浪人活動」です。毎朝の駅立ちで頭を下げ続け、有権者に反省と再出発をアピールすることで地盤の再構築を図ります。
一方、生活資金と社会的立場を確保するための落選議員の就職先や進路としては、以下のような選択肢が一般的です。
- 政策系シンクタンクの客員研究員・特別フェロー(政策知識の維持と人脈構築)
- 民間企業の顧問・社外取締役(長年の政財界パイプを活かしたコンサルティング)
- 大学・大学院の客員教授・非常勤講師(政治学や行政学の講義を担当)
- 弁護士・税理士などの士業への復帰(元々の専門職に戻る実務型)
気になる次期選挙での再出馬の可能性ですが、所属政党が「小選挙区支部長」のポストを維持させるかどうかが決定打となります。党執行部から「次の公認候補」として留任が認められれば再出馬の道は残されますが、大差で惨敗した選挙区では若手新人に差し替えられるケースも珍しくありません。水面下では、すでに次の公認権を巡る激しい党内抗争が繰り広げられています。