大宮ゴルフコースの全長はバックティから約6,600ヤード超、レギュラーティから約6,200ヤード前後と、現代のコースとしては極端に長大ではありません。しかし、コースレートや見た目以上の難易度を感じるプレーヤーが後を絶ちません。
その難しさの根源となっているのが、以下の3つの要素です。
- 巨木によるスタイミーと狭い空中ハザード:フェアウェイを外すと、樹齢数十年の松や杉が密集しており、前方に直接グリーンを狙うルートが完全に消滅します。横に出すだけのリカバリーショットを強いられるため、1打のミスが即座にボギー・ダボへ直結します。
- 小さめの2グリーン(ベント・コーライ)と砲台形状:伝統的な日本の名門設計を踏襲しており、グリーン面が小さく、周囲がバンカーで厳重にガードされています。アイアンショットの正確な縦距離と左右のコントロールが求められます。
- 見た目のフラットさに惑わされる微妙な傾斜:平坦に見えるフェアウェイやグリーンですが、微細なアンジュレーションが存在し、ライの判断を誤るとミスヒットを誘発します。
攻略の鍵は、「ドライバーを無理に振り回さず、200ヤード前後の距離を確実にフェアウェイ中央へ置くマネジメント」です。ティショットでフェアウェイをキープできればショートアイアンやウェッジでグリーンを狙えるため、バーディチャンスも生まれます。パワーよりもコースマネジメント力と正確性がスコアを分ける設計となっています。