ボムギュの芸能界入りのきっかけは、K-POP界でも異例の「スカウト伝説」として語り継がれています。学生時代、地元の大邱でアマチュアロックバンドのギタリストとして活動していた彼のもとに、事務所のキャスティング担当者が直接足を運びました。
当時、試験期間中だったボムギュが「ソウルでのオーディションには行けない」と一度断ったところ、担当者が「君のために明日また大邱に来てオーディションを行う」と告げ、翌日実際に大邱でキャスティングテストを実施したという逸話は、彼の素材がいかに規格外であったかを物語っています。
練習生期間を経て2019年にデビューを果たした後は、単なるビジュアルメンバーに留まらず、学生時代に培ったギター演奏技術と音楽センスを開花させました。TXTの楽曲制作にも深く関わるようになり、代表的な自作曲・クレジット作品には次のようなものがあります。
- 『Maze in the Mirror』:練習生時代の不安や葛藤を繊細なメロディに乗せて共同プロデュースした名曲。
- 『Thursday's Child Has Far To Go』:清涼感とエモーショナルなバンドサウンドが融合した、ボムギュの音楽的ルーツを感じさせる楽曲。
- 『Blue Spring』:メンバー全員で作詞に参加し、ファンへの感謝と青春の痛みをストレートに歌い上げたバラード。
自らの心情を音に乗せて届けるアプローチは、グループの音楽性にオーガニックな深みとリアリティをもたらしています。