家庭でプロ級の味を再現するためには、調味料を入れる順序と比率を徹底することが欠かせません。以下に、プロの料理人が推奨する昆布の佃煮黄金比と調理法を整理します。
基本となる調味料の割合は、出汁殻昆布(正味200g・水気を軽く切って2cm角に切断)に対し、以下の配合が黄金基準です。
【基本の黄金比調合】
・水:150ml
・穀物酢または米酢:大さじ1
・酒:大さじ3
・みりん:大さじ3
・砂糖(三温糖または上白糖):大さじ2
・濃口醤油:大さじ3(減塩志向の場合は大さじ2.5+溜まり醤油小さじ1)
【失敗しないコツ:投入順序の鉄則】
鍋に昆布、水、酢、酒、みりん、砂糖を入れ、まず中火にかけます。最初から醤油を入れてはいけません。塩分濃度の高い醤油を最初から加えると、浸透圧の影響で昆布の水分が急激に抜けて身が締まり、硬化してしまいます。落とし蓋をして弱火で15分ほど煮て昆布を十分に軟化させてから醤油を加え、さらに20分煮汁が鍋底にわずかに残る程度まで煮詰めるのが失敗しないコツです。