視聴者の間でたびたび議論となる疑問や、ネット上で囁かれる噂について、番組制作の現場実態とエンタメ法務の観点から事実関係を検証します。
Q:原曲アーティストからのクレームや著作権許諾はどうなっているのか?
一般的に、楽曲の替え歌を地上波テレビで放送し配信・商品化するには、作詞家・作曲家および音楽出版社の厳格な許諾(同一性保持権のクリア)が必要です。関係者の証言によると、『水曜日のダウンタウン』の制作班は事前に膨大な権利元へコンタクトを取り、正規の手続きを踏んで許諾を取得しています。時折、許諾が降りずに急遽選曲が変更されたり、配信版でのみBGMが差し替えられたりするケースがあるのはこのためです。
Q:審査員の投票に演出上の「ヤラセ」や忖度は存在するのか?
結論から言えば、審査結果は完全なガチ投票で行われています。第9回の長渕剛ファン編や第11回のプロレスラー編を見ても明らかなように、芸人の知名度や番組側の意図とは無関係に、純粋にその場で最も審査員の心を動かした芸人に票が集まります。大御所芸人が一回戦で無惨に散り、泥臭く攻めた芸人が勝ち上がる筋書きのないドラマこそが、視聴者の熱烈な支持を維持している最大の根拠です。