理解を深めるために、頻出の標準問題を実際に解き進めてみましょう。
【問題】底面の半径が5cm、高さが10cmの円柱の表面積を求めなさい。
ステップ1:展開図のパーツを整理する
・底面:半径5cmの円が2つ
・側面:縦10cm、横が「直径10cm × 円周率」の長方形が1つ
ステップ2:底面積(2枚分)を求める
底面2枚分の面積は、5 × 5 × 3.14 × 2 = (50 × 3.14) cm² となります。
ステップ3:側面積を求める
側面の横の長さは 5 × 2 × 3.14 = (10 × 3.14) cm です。
高さが10cmなので、側面積は 10 × 3.14 × 10 = (100 × 3.14) cm² となります。
ステップ4:まとめて最終計算を行う
・係数の合算:50 + 100 = 150
・表面積:150 × 3.14 = 471 cm²(中学数学なら 150π cm²)
なお、ここで円柱の体積の求め方(底面積 × 高さ = 半径×半径×3.14×高さ)と混同しないよう注意してください。「面積は展開した平らな紙の広さ」「体積は中身に入る水の量」という物理的なイメージを持つことで、両者の取り違えを完全に防ぐことができます。