九条の事務所で居候弁護士(イソ弁)として働く烏丸真司のキャスト選定も、物語のダイナミズムを生む上で欠かせない要素だ。東大卒の優秀なエリートでありながら、九条の型破りな弁護手法に戸惑い、自身の正義感と厳しい現実との間で葛藤する烏丸。視聴者の視点に最も近い存在であり、成長と苦悩を描く語り部としての役割も担っている。
この烏丸真司役には、近年目覚ましい活躍を見せる若手実力派俳優たちの名前が取り沙汰されている。誠実さとナイーブな雰囲気を漂わせつつ、九条との対比を鮮明に出せる20代から30代前半の俳優が有力視されているのだ。真面目ゆえの脆さを表現できるキャストが起用されれば、九条間人との緊迫した掛け合いはドラマの大きな見どころとなるだろう。