日本三大イルミネーションの3施設は、それぞれ全く異なる鑑賞体験を提供しています。各スポットが誇るハイライトを詳しく見ていきましょう。
1. あしかがフラワーパーク「光の花の庭」(栃木県足利市)
全国イルミネーションアワードにおいて幾度となく全国1位を獲得している絶対王者。最大の象徴は、春に咲き誇る樹齢160年超の大藤を光で再現した「奇跡の大藤」です。紫の光房が風に揺れ、まるで本物の花びらが舞っているかのような細密なプログラムは、日本庭園の美意識を極限までデジタル化した傑作といえます。
さらに、水面に光が反射して美しさが2倍に増幅される「光の睡蓮」や、山裾の斜面を利用した絵巻物のような大型壁面イルミネーションなど、歩みを進めるごとに新しい絵画の中に入り込むような構成美が見事です。
2. ハウステンボス「光の王国」(長崎県佐世保市)
1,300万球という天文学的な光量で敷地全体を包み込む、名実ともに世界最大級のスケール。運河全体が虹色に輝く「光と噴水の運河」や、白銀の世界が広がるチャペル広場など、ヨーロッパの街並みとイルミネーションが完全に一体化しています。
近年は3Dプロジェクションマッピングとドローンショー、音楽と花火が融合したスペクタクルショーが連日開催され、単なるイルミネーション鑑賞を超えた総合エンターテインメントへと昇華しています。宿泊施設も園内外に充実しており、夜更けまで光に浸れる点が最大の強みです。
3. さがみ湖イルミリオン(神奈川県相模原市)
都心から車で約1時間のリゾート「さがみ湖MORI MORI(旧さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト)」で開催される大スケールイベント。地形の高低差を巧みに利用した「虹のリフト」に乗り、眼下に広がる広大な光の斜面を空中散歩する体験は唯一無二です。
山頂にそびえる観覧車からは、標高420mから見渡すイルミネーション群と相模原の夜景が一体となったパノラマが広がります。人気IPやキャラクターとの大型コラボレーションエリアも毎年刷新され、ファミリーや若年層を飽きさせないダイナミックな仕掛けが光ります。