結論から整理すると、現在の歴史教育および日本史研究において、平安時代の期間は「西暦794年から1185年までの391年間」とする定義が定着しています。四捨五入して「約390年間」や「約400年間」と表現されるケースも一般的です。
始まりの画期は明確です。延暦13年(794年)、第50代桓武天皇と平安京の結びつきによって、山城国(現在の京都府京都市中心部)へ都が移された平安京遷都794年が起点となります。暗記用として親しまれてきた鳴くよウグイス平安京語呂合わせは、今も変わらず教育現場で使われています。
一方で、議論が集中するのは「終わりが何年か」という境界線です。かつて定説だった1192年(建久3年)ではなく、現在は平安時代終わり1185年説が教科書の主流記述となっています。794年から1185年までを数えると実質391年間、従来の1192年までを含めると398年間となり、いずれにしても4世紀近い長期にわたって平安京が日本の政治・文化の中心として機能し続けました。