力任せにゴシゴシと横滑りさせる昔ながらの磨き方は、今日すぐに見直すべきだ。真に効果的なプラークコントロールを達成するには、毛先を歯と歯ぐきの境目に向けて45度の角度で当て、微小に震わせる「バス法」が王道とされる。力加減は、毛先が曲がらない程度の軽いタッチ(およそ100〜200gの圧)で十分だ。
1箇所あたり10秒から15秒ほど、振動させるように小刻みに動かしながら順序よく移動していく。この地道なブラッシング技術こそが、歯周ポケット内部に強固に張り付いたバイオフィルムを物理的に破壊する最も確実な手段だ。磨き終わった後にベロで歯の表面を撫で、ツルツルとした清潔な感触が得られているかを毎回確認してほしい。