トップアイドルの脱退劇において、常にネット上で取り沙汰されるのが「メンバー間の不仲説」です。しかし、渋谷すばるのケースにおいては、この噂は客観的事実と著しく乖離しています。その最大の証拠が、2018年4月15日の脱退記者会見そのものの形式にありました。
通常、タレントの退所会見は本人が単独で行うか、書面送付のみで済まされるのが芸能界の通例でした。しかし、この会見には、怪我の療養中だった安田章大を除くメンバー5人(横山裕、村上信五、丸山隆平、錦戸亮、大倉忠義)が全員同席したのです。この極めて異例の対応は、メンバー全員が「自分たちの言葉ですばるを送り出したい」と直訴したことで実現しました。
会見の場で横山裕は涙を堪えきれず、「今日という日が本当に来てほしくなかった。でも、すばるが決めた覚悟を尊重したい」と声を詰まらせました。また、村上信五は「音楽で世界へ行くという彼の夢を、幼馴染みとして応援したい」と語り、グループの絆の深さを証明しました。安田章大からも「すばるくんの選んだ道を全力で応援する」という熱い直筆メッセージが代読されました。
脱退以降も、関ジャニ∞のメンバーがラジオやインタビューで渋谷の楽曲や歌声について言及したり、渋谷自身がインタビューでメンバーへの変わらぬ敬意を語ったりする場面が多々見られます。彼らを結びつけていたのはビジネス上の利害関係ではなく、関西ジャニーズJr.時代から苦楽を共にしてきた「戦友」としての絶対的な信頼関係であり、不仲による決別などでは決してなかったことが証明されています。