従来の歯科治療において、ホワイトスポットを消すためには「白濁部分をドリルで削り、プラスチック(コンポジットレジン)を詰める」という手法が一般的でした。しかし、健全な歯質まで削ってしまうため、歯の寿命を縮めるリスクが常に付きまとっていました。
こうした課題を根本から解決したのが、ドイツで開発された削らないホワイトスポット治療「アイコン(Icon)」です。
アイコン治療では、特殊なジェルを用いてエナメル質表面の微細な孔を開口させ、そこに超低粘度の浸透性レジンを毛細管現象によって染み込ませます。多孔質になって光を乱反射していた空隙を埋めることで、健全なエナメル質とほぼ同一の光屈折率(約1.52)へと復元し、白斑を視覚的に消失させる画期的なアプローチです。
歯を削る必要がないため麻酔も不要であり、通常は1回(約60分〜90分)の通院で完了します。天然歯の強度を保ちながら審美的な悩みを即座に解消できる治療法として、多忙な芸能関係者や人前に立つビジネスパーソンの間でも急速に採用が進んでいます。