「まずはAIにブレインストーミングの相手をさせて、アイデアの骨組みを作ります」。そう語る高校2年生の表情には一切の迷いがない。全校生徒に導入された1人1台のタブレット端末と次世代学習インフラは、日々の学びを劇的に変えた。
ただし、同校のデジタル教育は単なるツールの導入にとどまらない。人工知能をどう倫理的に使いこなすか、提示された情報の真偽をどう見極めるかというファクトチェック教育が徹底されている。テクノロジーに振り回されるのではなく、自らの思考力を拡張するための武器としてAIを使いこなす。この洗練されたリテラシー教育こそが、外部の専門家からも高い評価を受ける理由である。