高校バレーファンが最も直面する疑問が、「結局、自分の見たい試合はどのメディアで中継されているのか」という点です。第77回大会において提供された視聴ルートは、大きく分けて「地上波テレビ(フジテレビ系列)」「無料Web配信(バーチャル春高バレー)」「定額制動画配信(FOD)」「CS衛星放送(フジテレビONE/TWO/NEXT)」の4系統に整理されます。
日本バレーボール協会(JVA)およびフジテレビの公式発表資料によると、大会は2026年1月5日(日)の開会式・男女1回戦から、1月12日(日)の男女決勝戦まで計6日間にわたり開催されました。1回戦から準々決勝までの複数コート同時進行(最大4コート)を地上波テレビの単一チャンネルで中継することは構造上不可能なため、マルチコート中継はすべてデジタルプラットフォーム(スポーツブル/FOD)に集約されています。
一方、地上波テレビ放送の役割は「全国民に向けたドラマ性の提示と決勝戦の生中継」に特化しています。大会序盤は深夜帯のダイジェスト番組『春の高校バレーハイライト』を通じて注目の選手や話題校の人間ドラマを伝え、週末の春高バレー準決勝放送予定および春高バレー2026決勝放送時間に合わせて全国ネットおよび地域限定枠での中継が編成されました。この「現場の同時多発的な全試合をネットで捌き、物語のクライマックスを地上波で届ける」という二層構造を把握することが、観戦のファーストステップとなります。