ネット上の掲示板やSNSでは、道路の区分に関していくつかの根強い誤解が見受けられます。現場で混乱しないために、代表的な盲点を検証しておきます。
代表的な誤解が、「無料で走れるバイパスはすべて一般道路であり、高速道路ではない」というものです。実際には、国の直轄事業として整備された「無料の高規格幹線道路(新直轄方式区間など)」が全国に多数存在します。これらは通行料金が無料であっても法律上は自動車専用道路であり、制限速度が70〜80km/hに設定され、125cc以下のバイクや歩行者は進入できません。
また、「駐停車のルール」にも注意が必要です。一般有料道路では路肩に停車しても駐停車違反にならない場所が存在しますが、高速自動車国道や自動車専用道路の本線・路肩では、故障や事故などの非常時を除き完全な駐停車禁止です。
【プロの結論】ルート選択とトラブル防止のための判断基準
有料道路と高速道路を使い分ける際は、目的と車種に応じた明確な判断基準を持つことが重要です。
高速自動車国道・自動車専用道路を選ぶべきケース:
長距離を最短時間で移動したい場合や、安定した高規格路線で疲労を軽減したいドライブに向いています。ただし、普通車以上の車両または126cc以上のバイクであることが絶対条件です。
一般有料道路を視野に入れるべきケース:
125cc以下の原付二種でツーリングを行う場合や、峠越え・湾横断など特定の難所のみをショートカットしたい場合に最適です。ただし、緑の自動車専用道路標識が出ていないかを事前に標識や地図で確認する慎重さが求められます。