劇あそびや発表会の活動を深める導入として、優れた絵本の読み聞かせとテーマソングの歌唱は欠かせません。絵本によって「自分たちの成長」を客観的にイメージし、歌を通じてその感情を言葉とメロディに乗せて表現していきます。
おおきくなったよ関連の絵本でおすすめな作品としては、中川ひろたか氏作・三浦太郎氏絵のロングセラー絵本や、赤ちゃん時代からの体の変化をユーモラスに描いた作品が挙げられます。読み聞かせの後に「みんなも昔はこんなに小さかったんだよ」と赤ちゃんの頃の写真を見せる活動を取り入れると、子どもたちの自己認識が劇的に深まります。
表現活動のクライマックスを彩る楽曲として、近年全国の園で圧倒的な支持を集めているのが、入倉都氏が作詞・作曲、いちごくらぶが編曲を手掛けた卒園ソング『おおきくなったよ』です。この名曲は、2016年春に卒園した自身の娘や年長クラスの園児たち、先生、保護者への深い愛情と感謝を込めて制作された原点を持ちます。
「おおきくなったよ」の歌と歌詞には、「ぶかぶかだった制服」や「小さな背中に背負ったカバン」といった情景が繊細に描かれており、卒園式や生活発表会のフィナーレで歌われると会場全体が温かな涙に包まれます。公式レーベルのsora musicでは原曲歌詞の無料ダウンロードが提供されているほか、園児たちの合唱入り音源(ダウンロード1曲550円、カラオケ版を含むCDセット1,530円など)が配信されており、現場の音源調達や伴奏準備の負担軽減に大きく貢献しています。