2人の関係性を語る上で決して外せないのが、フジテレビ系で社会現象を巻き起こしたドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(通称:イケパラ)における「難波南(なんば みなみ)」役のキャスティングです。
第2寮の寮長であり、自他ともに認めるプレイボーイでありながら、仲間思いで抜群のリーダーシップを誇る難波南。この強烈な個性を放つキャラクターを、2人はそれぞれ異なる世代の作品で演じ切りました。
- 2007年版(前作・堀北真希主演):水嶋ヒロが演じた難波南。スマートな立ち振る舞いと天性のフェロモンを前面に出し、「女子を口説く姿すら絵になる色男」として一世を風靡。水嶋自身のブレイクを決定づける代表作となりました。
- 2011年版(リメイク・前田敦子主演):桐山漣が演じた難波南。2007年版へのリスペクトを払いつつ、原作漫画が持つコミカルさと兄貴肌の頼もしさを熱演。派手な外見の内側にある熱い情熱を人間味豊かに表現しました。
当時、キャスティングが発表された際には「水嶋ヒロのイメージが強すぎる難役を誰が継ぐのか」と大きなプレッシャーが囁かれました。しかし、蓋を開けてみれば桐山漣は見事なハマり役を見せ、視聴者からは「水嶋ヒロが持っていた色気の系譜を完璧に引き継ぎつつ、新しい難波南像を確立した」と絶賛を浴びました。この配役のバトンタッチこそが、2人のイメージを決定的に結びつける契機となったのです。