黒壁スクエアの中核をなすのが、1989年にオープンした「黒壁ガラス館(黒壁1號館)」です。1900年(明治33年)に建てられた旧第百三十銀行長浜支店の木造洋館を保存改修した建物で、黒漆喰の重厚な外観から「黒壁銀行」の愛称で親しまれてきました。館内には国内外の一流ガラス作家による器やアクセサリー、季節のオーナメントがずらりと並び、光を取り込む美しい空間そのものがひとつの見どころとなっています。
工芸アートを鑑賞するだけでなく、自らの手で作品を制作できる「黒壁体験教室」も根強い人気を集めています。本格的な溶解炉を使用した「吹きガラス体験」(所要約20分)をはじめ、砂の吹き付けで模様を彫刻する「サンドブラスト体験」、色鮮やかなガラス片を組み合わせる「ステンドグラス体験」など、年齢や旅のスケジュールに応じたメニューが用意されています。完成した作品は旅の思い出として持ち帰ることができ、滞在の満足感を飛躍的に高めてくれます。