ネット上のコミュニティやSNSで定期的に話題に上るのが、「パッケージにある小さな穴の数で見分ける」「重さを測れば特定のキャラが分かる」という俗説です。これらの信憑性について、製造構造の観点から検証します。
まず「穴の数による見分け」ですが、結論から言えば中身の判別には使えません。パッケージに見られる小さな穴は、炭酸ガスや空気の膨張による袋の破裂を防ぐために開けられている通気孔(ピンホール)です。これはフィルムの成型ラインや製造機械の都合で開けられるものであり、中のマスコットの種類と連動して穴の数を変えるような工程は存在しません。
次に「重さの違い」についてです。確かに、マスコットの形状やサイズによって1〜3g程度の差異が生じることはあります。しかし、外側を包むバスボム(入浴剤部分)自体に製造上の乾燥具合やプレス密度のバラつきがあり、±3〜5g程度の個体差が日常的に発生しています。マスコットの微細な重量差は入浴剤全体の重量誤差に完全に相殺されてしまうため、店頭で手にとって重さで判断することは極めて困難です。