古文単語「つれづれなり」の意味とは?徒然草の真意と入試攻略法

古文単語「つれづれなり」の意味とは?徒然草の真意と入試攻略法

古文単語「つれづれなり」の意味とは?徒然草の真意と入試攻略法に関する基本知識を徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

「つれづれなり」の用例として最も著名なのが、鎌倉時代末期(1330年頃)に成立したとされる兼好法師徒然草冒頭の序段です。教科書でもおなじみのこの一節を、言葉の深層から読み解いてみましょう。

【原文】
「つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」

【徒然草序段全訳解説】
「することがなく手持ち無沙汰で物寂しいのに任せて、一日中、硯(すずり)に向かい合って、心の中に浮かんでは消えていく他愛もない事柄を、あてもなく書き留めていると、(思わず夢中になって)妙に狂おしいほどのおかしな気持ちになってくる。」

ここで使われている「つれづれなるままに」は、ナリ活用形容動詞の連体形「つれづれなる」に接続助詞「ままに(〜につれて・〜に任せて)」がついた構造です。兼好法師は決して「暇つぶしにブログ感覚で書いた」わけではありません。世俗の喧騒から離れ、遁世者としての静けさの中で、孤独と向き合いながら自己の精神を凝視しているのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。