アース線の付け方を完全解説!ネジ式・ワンタッチの接続と端子なし対策

アース線の付け方を完全解説!ネジ式・ワンタッチの接続と端子なし対策

アース線の付け方を完全解説!ネジ式・ワンタッチの接続と端子なし対策にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

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水回りや高電圧を扱う家電製品において、アース接続の重要度は機器の設置環境や定格出力によって異なります。経済産業省の電気設備技術基準や内線規程に基づくリスク基準を一覧にまとめました。

対象家電・設置場所アース必須度・法的基準漏電・感電リスクの要因編集部の見解・接続推奨度洗濯機・衣類乾燥機
(脱衣所・屋外)【極めて高い】
内線規程により原則義務化水や洗剤による高湿度環境、モーター振動による内部配線劣化、濡れた素足での接触。接続必須。人体抵抗が下がる環境のため、未接続は重大事故に直結する。電子レンジ・オーブン
(キッチン回り)【高い】
水気・湿気のある場所で義務高周波大電力(マグネトロン)、調理時の水蒸気、シンク付近での水濡れ操作。接続推奨。ノイズ低減効果もあり、電子回路の誤作動や電磁波障害も抑制可能。冷蔵庫
(キッチン・リビング)【中〜高】
床面状況や結露環境に依存背面コンプレッサーの結露、放熱板の劣化、24時間常時通電によるリスク蓄積。水回り設置は必須。乾燥したフローリング上でも、安全マージン確保のため推奨。温水洗浄便座(ウォシュレット)
(トイレ)【極めて高い】
水回り設備として義務便器周辺の水滴・湿気、直接人体が密着した状態での常時通電使用。接続必須。皮膚と金属・樹脂が極めて近距離で接触するため絶対省略不可。エアコン(室内機・室外機)
(居室・ベランダ)【高い】
200V機器や特定環境で義務室外機の風雨・直射日光曝露、ドレン水の結露、高電圧駆動による漏電リスク。専用コンセントで必須。現代のエアコン専用回路はアース一体型プラグが主流。

特に議論になりやすいのが冷蔵庫のアース線の必要性です。「リビングダイニングの乾いた床に置くから不要」と判断するケースが見受けられますが、大型冷蔵庫は自動製氷機用の給水タンクや背面の冷却用ドレンパンなど、内部に水分を抱え込んでいます。万一の結露水溢れ出しによる短絡を防ぐためにも、接続が強く推奨されます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。