実際に働く社員・元社員による株式会社メンバーズの評判や、SNS・掲示板における株式会社メンバーズのネットの反応口コミを分析すると、労働環境の快適さとキャリア形成に対する意識の二面性が浮き彫りになります。
社員の多くが口を揃えて賞賛するのが、株式会社メンバーズの福利厚生とリモートワークを軸とした圧倒的な「ホワイトさ」です。2010年代半ばから実施されている「WakuWakuワークシフト」などの働き方改革により、過度な時間外労働はシステム的に厳格に取り締まられており、有給休暇の取得率も80%を超えています。
現場社員の証言からは、以下のようなリアルな実態が窺えます。
「制作会社特有の終夜作業や休日出勤は皆無。労務管理が極めてシビアで、残業が月20時間を超えそうになると上長から業務調整が入る。子育て中のクリエイターや、プライベートの時間を担保しながらWeb制作を続けたい人にはこれ以上ない環境」(20代後半・UIデザイナー) 「良くも悪くも『優しい会社』。人間関係で理不尽に怒鳴られるような文化は一切ない。一方で、成果を出さなくても居続けられてしまうぬるま湯感があり、ギラギラと最速で市場価値を上げて高年収を狙いたい人には物足りなく映る」(30代前半・ディレクター)
そして気になる株式会社メンバーズの離職率の真相ですが、同社の離職率は年間で約10〜15%程度と、人材流動性の高いWeb・IT業界においては極めて標準的、もしくはやや低めの水準です。しかし「若手社員の卒業」が多い理由の多くは、激務による疲弊ではなく、「2〜3年で制作やデータ運用の実務スキルを身につけた後、事業会社(クライアント企業側)のマーケターや高単価コンサルファームへ転職する」という戦略的なキャリアアップです。この好循環を自覚して入社する層にとっては、非常に有用なキャリアの跳躍台となっています。