クックパッドやSNS上では、ハーブスの味に近づけようとする「再現レシピ」が数多く投稿されています。市販のクレープミックスを極薄に焼き、水切りヨーグルトやマスカルポーネ、カスタードを合わせたクリームを塗り、スライスした果物を並べる手法です。
しかし、実際に挑戦した多くの料理愛好家が突き当たるのが「水分のコントロール」と「クリームの接着力」という高いハードルです。
ハーブスでは、果物の水分量を計算し尽くしたクリームの粘度調整を行っており、薄いクレープ生地が果汁で破れないよう緻密な技術が注ぎ込まれています。家庭で真似をすると、切った瞬間に層がバラバラに崩れてしまうか、あるいは生地が水分を吸ってベタついてしまうケースが後を絶ちません。この「家庭では決して再現できないプロの構造力学」こそが、1カット1,050円を払ってでも店舗で購入したくなる付加価値の源泉となっています。