『ジュラシック・パーク』T-レックスの全貌!傷の秘密と激闘の歴史

『ジュラシック・パーク』T-レックスの全貌!傷の秘密と激闘の歴史

『ジュラシック・パーク』T-レックスの全貌!傷の秘密と激闘の歴史を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

2015年公開の『ジュラシック・ワールド』クライマックスで、管理者のクレアが発煙筒を手にT-レックスのパドックを開放した瞬間、世界中の映画ファンが息を呑みました。夜闇から現れた巨体の首筋から肩にかけて、くっきりと刻まれた「3本の引っ掻き傷」が確認できたためです。

この傷は、1作目『ジュラシック・パーク』のビジターセンターで繰り広げられたヴェロキラプトル(リーダー格のビッグ・ワンら)との激闘で負った爪痕に他なりません。CG技術の進化によってリセットされることなく、22年前の同一固体であることを物語る重要な伏線として、制作陣が意図的に刻み込んだファンへの最高の演出でした。

実は、1作目のラストシーンは当初の脚本とは大きく異なっています。当初は人間たちが重火器や機転でラプトルを倒す予定でしたが、スピルバーグ監督は撮影中、「観客はT-レックスというスターをもう一度見たがっている」と確信し、急遽クライマックスに乱入させてラプトルを捕食する構図へ変更しました。この劇的な変更が、T-レックスを単なるモンスターから“パークを救ったダークヒーロー”へと昇華させた決定打となりました。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。