桐朋学園大学の難易度を測る際、一般的なペーパーテストの偏差値(35.0〜45.0前後)だけを見るのは禁物です。音大の入試難易度は「実技試験の倍率と要求水準」に直結しています。
音楽学部の評判は極めて高く、特に弦楽器(ヴァイオリン、チェロなど)やピアノ、指揮専攻の実技レベルは東京藝術大学と並ぶ国内最高峰。入試実技では完璧なテクニックはもちろん、深い楽曲解釈と音楽性が問われるため、実質的な入試難易度は最難関レベルに位置づけられます。
一方、桐朋学園芸術短期大学を母体とする演劇専攻(演劇科・専攻科)も演劇界で圧倒的な存在感を放っています。故・蜷川幸雄氏がかつて学長を務めたことでも知られ、徹底した身体訓練とリアリズム演技の指導で定評があります。華やかなミュージカル俳優から骨太な舞台俳優まで、現場即戦力となる役者を多数輩出しており、演劇界からの信頼は絶大です。