Q1:うな重の「松・竹・梅」ではどれを選ぶのが一番お得ですか?
A1:一般的に「松」や「特上」は鰻が1匹〜1.5匹以上使われており、器いっぱいに鰻が敷き詰められます。原価率の観点から見ると、上位ランクのほうが鰻の量に対するコストパフォーマンスが高い店舗が多い傾向にあります。ただし、品質自体は梅も松も同じであるため、自身の食べる量やお腹の空き具合に合わせて選ぶのが最も失敗しません。
Q2:うな丼を注文すると鰻の質を落とされることは本当にないのですか?
A2:専門店であれば一切ありません。職人は同じ仕入れルートの鰻を一括して仕込み、同じ焼き台で焼き上げます。丼と重で違うのは「使用する匹数」や「カットする部位のサイズ」のみです。ただし、一部の安価なチェーン店等では加工用成型肉や別規格の冷凍鰻を使用しているケースもゼロではないため、信頼できる専門店を選ぶことが前提となります。
Q3:なぜうな重には「山椒」を直接かける人とご飯にかける人がいるのですか?
A3:鰻の蒲焼きの繊細な風味を損なわないための工夫です。上から直接かけると山椒の香りと痺れが舌にダイレクトに当たり、鰻本来の脂の甘みを感じにくくなることがあります。通の間では、蒲焼きを少し持ち上げて「ご飯と鰻の間に山椒を振る」あるいは「蒲焼きを裏返して皮目にかける」ことで、上品な香りと調和を楽しむ食べ方が推奨されています。