長年、日本バスケ界を牽引してきた大黒柱たち。彼らがコートにいない時間帯をどう戦うか。これが今大会の最大のテーマだった。コート上で躍動したのは、Bリーグで頭角を現した20代前半の若きガード陣だ。相手の意表を突く高速ドライブと、迷いのないディープスリー。彼らのプレーには、かつての日本代表が抱いていた「世界への気後れ」が微塵も感じられない。
「自分が引っ張る」。その強い意志が、コート上のインテンシティを跳ね上げる。もちろん、荒削りな部分は否めない。ターンオーバーからの失点など、若いチーム特有の痛い洗礼も浴びた。しかし、このヒリヒリするような実戦経験こそが、彼らを本物の「怪物」へと育てるのだ。