Q1:お風呂上がりに耳に水が入って抜けません。綿棒を使わずに今すぐできる簡単な抜き方はありますか?
A1:水が入った耳を下に向けて首を傾け、片足で軽くトントンと数回リズムよく弾む方法が有効です。その際、耳たぶを少し後ろ斜め上(大人の場合)に引っ張りながら行うと、S字状に曲がった外耳道が真っ直ぐになり水が抜けやすくなります。それでも抜けない場合は無理をせず、温めた蒸しタオルを耳に当てて横になり、蒸発を待つのがもっとも安全です。
Q2:プールやお風呂に入っていないのに、耳の中で水がチャプチャプ・ボコボコ鳴るのはなぜですか?
A2:外からの水ではなく、鼓膜の内側にある中耳腔に体液がたまっている「滲出性中耳炎」の疑いがあります。風邪やアレルギー性鼻炎で耳管の機能が低下すると、痛みのないまま液体がたまります。また、耳垢が汗や湿気で膨らんで鼓膜近くを塞いでいるケースもあります。いずれも自然乾燥では治らないため、耳鼻咽喉科での診察が必要です。
Q3:子どもが「耳に水が入った」と言っていますが、痛がっていません。病院に連れて行くべきでしょうか?
A3:痛がらなくても、数日間にわたって違和感を訴えたり、テレビの音量を上げたり返事が遅い様子が見られる場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診させてください。子どもの中耳炎の大半を占める「滲出性中耳炎」は痛みがなく、難聴だけが進行します。早期に治療すれば薬で治癒しますが、放置すると慢性化しやすいため早めの受診が賢明です。
Q4:綿棒で耳掃除をしたら、急に耳が塞がって水が詰まったような感覚になりました。治せますか?
A4:綿棒によって外耳道内の耳垢が奥へピストン状に押し込まれ、「耳垢栓塞」を引き起こした可能性が極めて高い状態です。焦ってさらに綿棒を入れると、鼓膜を傷つけたり耳垢がさらに硬く固着したりして悪化します。耳鼻咽喉科へ行けば、専用の器具や薬液を用いて数分で安全に取り除いてもらえます。自力での対処は即座に中止してください。